センター試験が終わると格差社会が始まる

毎年恒例のセンター試験。
でも、センター試験の余命はあと2年しかありません。

センター試験はあと2018年、2019年と実施して完全終了。
2020年からは新テストに移行します。

すると日本はどうなるか。

センター試験が存在しない2020年、
学校教育においては本格的な格差社会が始まります。

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知識詰め込み型の試験は挑戦する人に優しかった

センター試験を批判する人たちは言います。

本当の学力を計れない。

本当の学力とは何でしょうか。
彼らが持ち出すのは、学ぶ意思、問題解決能力、「生きる力」など。。。
そして、それを測るのに必要な試験は、プレゼンテーション、小論文、面接など。

一方、センター試験は、
知識さえ詰め込んで問題解ければどうにかなる。

確かにそれは、「本当の学力」じゃないかもしれない。
でも、だからこそセンター試験は優しかった。
死ぬ気で努力すれば、どうにかなるからです。

しかし2020年、大学入試は大きく変わります。
各大学で評価に用いられるのはプレゼンテーションや小論文、
更に、過去の受賞歴や外国語検定のスコアなども加味するようになります。

こうすると、一朝一夕の努力は評価されにくくなります。
マークシートの結果は無理やり出せても、
自分の考えを表現するプレゼンや論文は、元々の習慣がものを言います。

つまり「本当の学力」を測ろうとすればするほど、
元々のエリートが勝ち、
一発逆転がしにくい構図になっていきます。

いっちょ勉強して逆転しようという「下剋上受験」は成り立たない。
「挑戦する人に優しくない受験」が幕を開けます。

たった1日で決まる理不尽さが階層をシャッフルした

センター試験を批判する人たちはこうも言います。

たった1日の結果で決めるなんて理不尽だ。

これももっともらしく聞こえます。
確かにセンター試験や多くの大学試験は一発勝負。
「ここぞ」というときに体調が悪ければ、本来の実力を発揮できない。
本当は実力があったはずなのに試験に落ち、
そうじゃないのに試験に受かった人がいる。

確かにそれは事実でしょう。
でも試験が理不尽だからこそ、
大学受験は階級をシャッフルできる
という見方もできます。

よく聞く話に、
東大生の親の平均年収は1000万円、
でもハーバード生の親は5000万円、というものがあります。

偏差値の高い大学の卒業生は、年収の高い企業に就職するので、
「お金持ちの子供はお金持ちになる」という階層の固定化が起こります。

アメリカやイギリスの現状はどうなっているか。
「私の周りにはトランプに投票する人なんていなかった」
カリフォルニアに住む高学歴の人が言います。
階層が固定化し分断された社会では、自分の認識と、国のリアルに大きなズレが生まれる。

入試改革がスタートすれば、
日本もこのズレを強化していくことになります。

センター試験が終わると格差社会が始まる

「格差の拡大」がいま世間で問題になっています。
でもそんなもんじゃない格差が、すぐ次の時代に迫っている。

まとめると、今まではこんな感じ。

学力を計れない → 努力でどうにかなった
1日の点数だけが評価対象 → 階層のシャッフル

これからはこんな感じ。

本当の学力を測る → 努力で逆転しづらい
過去全部が評価対象 → 階層の固定化

センター試験が終わると、格差社会が幕を開ける。
「できる人の学力をしっかり計ろう」とする新しい入試システム、
そこにはこんな変化もありますよ、という話でした!

というわけでサイタマジン(@saitamazine)でした。
ご意見などもtwitterでお待ちしています!

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